いこいの里曽根弐番館では、

夫婦で入居されている方々が

３組いらっしゃいます。

 

夫婦それぞれ車椅子だったり、

ADLも違いますが、お互い思いやっているなと

感じる場面が多々あります。

 

H様夫婦はお二人共、車椅子で介助が必要なのですが、

奥様は腰痛があり体調によってはベットから

起きられない日もあります。

 

御主人様は、そんな奥様のことをいつも気にかけていて、

起きてこられないと

 「今日はどうしたんか？」

 と聞かれます。

 

そんな時はベットサイドにお連れして、

しばらく会話して頂きます。

 

逆に、御主人様がレクリエーションを楽しまれている時は、

ベット臥床されている奥様に

 「今、トランプを楽しまれてますよ」

 等と、御主人様の様子をお伝えすると安心されます。

 

お互い自分の事より相手の事を気にかけていて、

そんな場面を目にすると、これまでのお二人の関係や

絆が かいまみえます。

 

私達は入居者様一人一人のそれまでの人生、

背景があることを忘れず、支援していかなければ

ならないと 思っています。

 

曽根弐番館　岩田