井上 祐輔　住宅型有料老人ホーム いこいの里 本城弐番館［介護職員］

笑顔をみせて下さった瞬間こそ、私のよろこびです。

私は2年間リハビリ学校で学んだことを「いこいの里　本城弐番館」の入居者様の心身にいかせるよう、日々、奮闘しています。体操では職員一人が入居者様の前に立ち、"達者か体操"を元気で大きな声を出し行っています。職員の元気な声に入居者様も心身で応えて下さり、声を出し、出来る範囲で頑張って体を動かして下さいます。
また、下肢筋力が低下している入居者様に多い方で週5回、少ない方で週2回のリハビリを行っています。自分で立ち上がりが出来ず、リハビリをする気がなかった入居者様が初めて起立訓練を行った際、立位ができ、その方が笑顔をみせて下さいました！この瞬間こそ、私のよろこびです。もちろん私だけの力ではありません。周りにいた職員の「すごいですね」という声掛けは、その方のやる気スイッチが入ります。自身の力で立てるという可能性を感じ、毎日、私に「リハビリするよ。絶対、歩けるようになるんよ！」と言って下さるようになり、今では介助無しで「つかまり立ち」や「10mぐらいの手引き歩行」が出来るようになりました。
"頑張りオーラ"はみんなに広がる効果があります。リハビリに消極的だった方が参加し、努力することの大切さを実感して下さっています。入居者様に達成感を与えることができ、また声掛け一つでやる気が芽生えた事が私にとっての"やりがい"です。
今後も入居者様の関節可動域増大、筋力増強、それらの維持が出来るようにリハビリのサポートを行っていきたいと思います。